MPN-PCR法により測定した市販魚介類中の腸炎ビブリオおよび耐熱性溶血毒遺伝子陽性菌数
種特異性の易熱性溶血素遺伝子(tlh)および耐熱性溶血毒遺伝子(tdh)を目標とするPCR法を用いたMPN-PCR3本法により,市販魚介類中の腸炎ビブリオおよびtdh 陽性菌数を測定した.生食用魚介類では,魚類4/30 (13.3%), 甲殻類11/20 (55.0%), 貝類29/30 (96.7%)が腸炎ビブリオ陽性であった.菌数は魚類および甲殻類ではすべて104 MPN/100 g未満であったが,貝類は11検体(36.7%)が104 MPN/100 g 以上であった.また,tdh 陽性菌は検出限界未満(...
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Veröffentlicht in: | Shokuhin eiseigaku zasshi 2006/04/25, Vol.47(2), pp.41-45 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 種特異性の易熱性溶血素遺伝子(tlh)および耐熱性溶血毒遺伝子(tdh)を目標とするPCR法を用いたMPN-PCR3本法により,市販魚介類中の腸炎ビブリオおよびtdh 陽性菌数を測定した.生食用魚介類では,魚類4/30 (13.3%), 甲殻類11/20 (55.0%), 貝類29/30 (96.7%)が腸炎ビブリオ陽性であった.菌数は魚類および甲殻類ではすべて104 MPN/100 g未満であったが,貝類は11検体(36.7%)が104 MPN/100 g 以上であった.また,tdh 陽性菌は検出限界未満( |
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ISSN: | 0015-6426 1882-1006 |
DOI: | 10.3358/shokueishi.47.41 |