キキョウ花蕾子房からの不定芽形成と植物体再生

キキョウ‘五月雨紫’等の開花 2~5 日前の花蕾子房を縦に 8 分割した子房片を外植体として,NAA と BAPの両方を添加した MS 培地で培養すると不定芽が形成れた.1 mg·L−1NAA と 5 mg·L−1BAP 添加区で最も不定芽形成率が高かった.この不定芽を MS 培地に継代培養することで植物体が再生した.この植物体をポットで栽培した結果,再生個体の茎葉の形態,開花様相は親植物と同一であった.また,子房片からの不定芽形成率には品種間差異が認められた....

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Veröffentlicht in:Engei Gakkai zasshi 2006, Vol.75(3), pp.284-286
Hauptverfasser: 霞, 正一, 鈴木, 一典, 郷内, 武, 野木, 光子, 山田, 哲也, 高津, 康正
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:キキョウ‘五月雨紫’等の開花 2~5 日前の花蕾子房を縦に 8 分割した子房片を外植体として,NAA と BAPの両方を添加した MS 培地で培養すると不定芽が形成れた.1 mg·L−1NAA と 5 mg·L−1BAP 添加区で最も不定芽形成率が高かった.この不定芽を MS 培地に継代培養することで植物体が再生した.この植物体をポットで栽培した結果,再生個体の茎葉の形態,開花様相は親植物と同一であった.また,子房片からの不定芽形成率には品種間差異が認められた.
ISSN:0013-7626
1880-358X
DOI:10.2503/jjshs.75.284