野良猫対策としての電気メスを用いた血管処理による早期不妊手術の有用性
4カ月齢の猫131例 (雄66例, 雌65例) に対して, 早期不妊手術を実施した. 精巣, 子宮および卵巣の血管処理はすべて電気メスで凝固・切離した. 術中, 術後とも手術による副作用は全例においてみられなかった. 術後6カ月以上経過した32症例に対してアンケート調査を行った結果, 手術に対する満足度は100%であった. また, 所轄保健所での野良猫の捕獲頭数が早期不妊手術を実施したことにより減少した. 以上より, 猫に対する早期不妊手術は術式が安全かつ容易であり, 現在の野良猫の頭数を減少させる一手段として有効な方法であると考えられた....
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Veröffentlicht in: | Nippon Juishikai zasshi 2005/12/20, Vol.58(12), pp.841-844 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 4カ月齢の猫131例 (雄66例, 雌65例) に対して, 早期不妊手術を実施した. 精巣, 子宮および卵巣の血管処理はすべて電気メスで凝固・切離した. 術中, 術後とも手術による副作用は全例においてみられなかった. 術後6カ月以上経過した32症例に対してアンケート調査を行った結果, 手術に対する満足度は100%であった. また, 所轄保健所での野良猫の捕獲頭数が早期不妊手術を実施したことにより減少した. 以上より, 猫に対する早期不妊手術は術式が安全かつ容易であり, 現在の野良猫の頭数を減少させる一手段として有効な方法であると考えられた. |
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ISSN: | 0446-6454 2186-0211 |
DOI: | 10.12935/jvma1951.58.841 |