食肉加工品および冷凍食品からのアレルギー物質(卵・乳)の検出に関する検討
卵・乳原材料の使用量および加工工程の明らかな食肉加工品および冷凍食品を用い,アレルギー物質の検出について検討を行った.卵原材料のELISA検出では,オボムコイドキットが良好な結果となった.卵白アルブミンキット,卵キットでは16食品のうち6食品が偽陰性となったが,抽出溶液にタンパク質変性剤を添加することにより改善された.冷凍食品で卵原材料の製造ラインにおけるコンタミネーションの例が確認された.乳原材料では,食品アレルギー表示制度検査法に示された2種のキットを用いたELISA法で,良好な判定結果が得られた.ウエスタンブロット法では,卵・乳使用食品のアレルギー物質をいずれの食品においても確認すること...
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Veröffentlicht in: | Shokuhin eiseigaku zasshi 2005/08/25, Vol.46(4), pp.139-147 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 卵・乳原材料の使用量および加工工程の明らかな食肉加工品および冷凍食品を用い,アレルギー物質の検出について検討を行った.卵原材料のELISA検出では,オボムコイドキットが良好な結果となった.卵白アルブミンキット,卵キットでは16食品のうち6食品が偽陰性となったが,抽出溶液にタンパク質変性剤を添加することにより改善された.冷凍食品で卵原材料の製造ラインにおけるコンタミネーションの例が確認された.乳原材料では,食品アレルギー表示制度検査法に示された2種のキットを用いたELISA法で,良好な判定結果が得られた.ウエスタンブロット法では,卵・乳使用食品のアレルギー物質をいずれの食品においても確認することができた. |
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ISSN: | 0015-6426 1882-1006 |
DOI: | 10.3358/shokueishi.46.139 |