水田作経営におけるアスパラガス立茎栽培導入による経営複合化の展開方向

アスパラガスの立茎栽培は、稲作部門の所得減少分を補填するための有益な技術であると評価された。収益性の低迷する水田作経営の安定化には、ハウスと露地の双方で立茎栽培に取り組むことが有効である。水田作経営における立茎栽培の定着には、「立茎アスパラガス栽培基準(暫定)」に定められた栽培管理技術の重要性を認識し、定植前からそれらの技術を実践することが必要となる。その際、ハウス栽培ではハウス4棟(14a)に作付けしl200kg/10a以上、露地栽培では30aに作付けし620kg/10a以上を確保することが経済的な指標となる。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:北海道立農業試験場集報 2005-05 (88), p.59-67
Hauptverfasser: 白井, 康裕, 目黒, 孝司, 上野, 玲一郎, 兼平, 修, 桃野, 寛, 岸田, 幸也, 松本, 竜司, 平田, 修一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:アスパラガスの立茎栽培は、稲作部門の所得減少分を補填するための有益な技術であると評価された。収益性の低迷する水田作経営の安定化には、ハウスと露地の双方で立茎栽培に取り組むことが有効である。水田作経営における立茎栽培の定着には、「立茎アスパラガス栽培基準(暫定)」に定められた栽培管理技術の重要性を認識し、定植前からそれらの技術を実践することが必要となる。その際、ハウス栽培ではハウス4棟(14a)に作付けしl200kg/10a以上、露地栽培では30aに作付けし620kg/10a以上を確保することが経済的な指標となる。
ISSN:0441-0807