施設栽培された国内産マンゴー‘Irwin’の主要カロテノイド含量の評価

日本国内において施設栽培されたマンゴー‘Irwin’果実中の主要カロテノイドはβ-カロテンとビオラキサンチンであった. これらの含有量の平均は, β-カロテン14.7 μg・g-1 (標準偏差3.5μg・g-1), ビオラキサンチン14.6 μg・g-1 (標準偏差4.1μg・g-1)であった. 栽培地, 収穫時期により, カロテノイド含量に差が認められた. 果実重の平均は453g (標準偏差96g)で, 果実重と果肉の単位重量あたりのカロテノイド含量には相関はなかった. 果実の肥大は完熟1か月前に終わり, カロテノイドの含量は, 完熟2週間前に急増した....

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Veröffentlicht in:Engei Gakkai zasshi 2005, Vol.74(5), pp.414-416
Hauptverfasser: 小川, 一紀, 深町, 浩, 加藤, 秀憲
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:日本国内において施設栽培されたマンゴー‘Irwin’果実中の主要カロテノイドはβ-カロテンとビオラキサンチンであった. これらの含有量の平均は, β-カロテン14.7 μg・g-1 (標準偏差3.5μg・g-1), ビオラキサンチン14.6 μg・g-1 (標準偏差4.1μg・g-1)であった. 栽培地, 収穫時期により, カロテノイド含量に差が認められた. 果実重の平均は453g (標準偏差96g)で, 果実重と果肉の単位重量あたりのカロテノイド含量には相関はなかった. 果実の肥大は完熟1か月前に終わり, カロテノイドの含量は, 完熟2週間前に急増した.
ISSN:0013-7626
1880-358X
DOI:10.2503/jjshs.74.414