神経症状を示した子豚の中枢神経からの豚テシオウイルスおよび豚エンテロウイルス遺伝子の検出

2004年9月, 繁殖母豚400頭飼養規模の一貫経営養豚場で, 1-2カ月齢の子豚505頭中6頭が神経症状を呈し, うち1頭が死亡した. 発症豚6頭について病性鑑定を行ったところ, 病変は中枢神経に限局しており, 非化膿性脳炎像が認められた. 逆転写酵素-ポリメラーゼ連鎖反応による病原検索では, 中枢神経から豚テシオウイルスおよび豚エンテロウイルス遺伝子が検出された....

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Veröffentlicht in:Nippon Juishikai zasshi 2005/09/20, Vol.58(9), pp.607-610
Hauptverfasser: 長井, 誠, 林, みち子, 高井, 光, 黒田, 芳純, 堀, 登, 南, 藤子, 長門, 正志, 小前, 博文
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:2004年9月, 繁殖母豚400頭飼養規模の一貫経営養豚場で, 1-2カ月齢の子豚505頭中6頭が神経症状を呈し, うち1頭が死亡した. 発症豚6頭について病性鑑定を行ったところ, 病変は中枢神経に限局しており, 非化膿性脳炎像が認められた. 逆転写酵素-ポリメラーゼ連鎖反応による病原検索では, 中枢神経から豚テシオウイルスおよび豚エンテロウイルス遺伝子が検出された.
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.58.607