雄ゲッチンゲンミニブタ精巣におけるステロイドホルモン合成酵素P450scc,P450c17,3βHSDおよびP450aromの免疫局在

9月(n=2)、2月(n=2)および6月(n=2)に採取した6頭の雄ゲッチンゲンミニブタの精巣を用いて、ステロイドホルモン合成酵素の免疫局在を調べた。免疫組織化学染色には、choleserol side-chain cleavage cyochrome P450(P450scc)、3 β-hydroxy seroid dehydrogenase (3βHSD)、17α-hydroxylase cyochrome P450(P450cl7)およびaro-maase cyochrome P450(P450arom)に対するポリクローン抗体を用いた。9月、2月および6月のいずれの時期に採取した精巣で...

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Veröffentlicht in:The Journal of reproduction and development 2005-06, Vol.51 (3), p.299-304
Hauptverfasser: 渡辺, 元, 翁, 強, Medan, M.S, 坪田, 敏男, 谷岡, 功邦, 田谷, 一善
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:9月(n=2)、2月(n=2)および6月(n=2)に採取した6頭の雄ゲッチンゲンミニブタの精巣を用いて、ステロイドホルモン合成酵素の免疫局在を調べた。免疫組織化学染色には、choleserol side-chain cleavage cyochrome P450(P450scc)、3 β-hydroxy seroid dehydrogenase (3βHSD)、17α-hydroxylase cyochrome P450(P450cl7)およびaro-maase cyochrome P450(P450arom)に対するポリクローン抗体を用いた。9月、2月および6月のいずれの時期に採取した精巣でも、精細管内に精祖細胞から伸長精子細胞が確認され、採取時期による差は認められなかった。精巣組織中のライディッヒ細胞に、P450scc、P450cl7、3βHSDおよびP450aromの局在が認められた。以上の結果から、雄ゲッチンゲンミニブタにおいては、年間を通して精子形成が行われており、ライディッヒ細胞がプロジェステロン、アンドロジェンおよびエストロジェンの分泌細胞であろうと推察された。
ISSN:0916-8818