シバヤギの黄体および胎盤におけるステロイドホルモン合成酵素の局在
免疫組織化学法によりシバヤギ黄体および胎盤における、choleserol side-chain cleavage cyochrome P450(P450Scc)、3β-hydroxyseroid dehydrogenase (3βHSD)、17α-hydroxylase cyochrome P450 (P450c17)およびaro-maase cylochrome P450 (P450arom)の局在を調べた。黄体期(10日、n=2)および妊娠期(妊娠90日と120日)に、それぞれ1頭のシバヤギから黄体を含む卵巣と1頭の妊娠期中の胎盤(妊娠120日)を採取した。黄体期および妊娠期中の黄体細胞す...
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Veröffentlicht in: | The Journal of reproduction and development 2005-04, Vol.51 (2), p.247-252 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 免疫組織化学法によりシバヤギ黄体および胎盤における、choleserol side-chain cleavage cyochrome P450(P450Scc)、3β-hydroxyseroid dehydrogenase (3βHSD)、17α-hydroxylase cyochrome P450 (P450c17)およびaro-maase cylochrome P450 (P450arom)の局在を調べた。黄体期(10日、n=2)および妊娠期(妊娠90日と120日)に、それぞれ1頭のシバヤギから黄体を含む卵巣と1頭の妊娠期中の胎盤(妊娠120日)を採取した。黄体期および妊娠期中の黄体細胞すべてに上記4つの酵素の陽性反応が認められた、P450scc、3βHSD、P450cl7およびP450aromの分布は、黄体期と妊娠中の黄体細胞とで差異が認められなかった。 P450cl7とP450aromは、シバヤギ胎盤の栄養膜合胞体層に陽性反応が認められた。以上の結果から、シバヤギでは、黄体期および妊娠期の黄体はプロゲステロンに加え、アンドロジェンとエストロゲン合成能を有すること、胎盤はアンドロジェンとエストロゲン合成能を有することが判明した。 |
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ISSN: | 0916-8818 |