モロッコの農業機械化からアフリカ小規模農家の機械化への応用(1) : 小規模農家における農業生産の重要性

アフリカ諸国の穀物自給生産は、主にその国の小規模農家が生産を担っていると言っても過言ではない。自給を支えている小規模農家は重要な存在であり、重視する必要がある。小規模農家に対する適切な農業技術が導入されることにより、農業生産が向上し、農家経営が安定し高収入が得られることが不可欠である。伝統的な農業形態を維持しながら、アフリカ独自の開発技術と手法を取り入れながら小規模農家への適正な農業機械化システムの改革が求められている。本論は、モロッコ王国の天水農業地域小規模農家の調査をもとに、その実態を明らかにし、現在まで見放されていた小規模農家に対する人力、畜力等を含めた適切な農業機械化システムヘの応用技...

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Veröffentlicht in:Nōgyō Kikai Gakkaishi 2005-01, Vol.67 (1), p.124-130
Hauptverfasser: 辻本, 壽之, 櫻井, 文海, 米山, 正博
Format: Artikel
Sprache:eng ; jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:アフリカ諸国の穀物自給生産は、主にその国の小規模農家が生産を担っていると言っても過言ではない。自給を支えている小規模農家は重要な存在であり、重視する必要がある。小規模農家に対する適切な農業技術が導入されることにより、農業生産が向上し、農家経営が安定し高収入が得られることが不可欠である。伝統的な農業形態を維持しながら、アフリカ独自の開発技術と手法を取り入れながら小規模農家への適正な農業機械化システムの改革が求められている。本論は、モロッコ王国の天水農業地域小規模農家の調査をもとに、その実態を明らかにし、現在まで見放されていた小規模農家に対する人力、畜力等を含めた適切な農業機械化システムヘの応用技術を提案する。
ISSN:0285-2543
DOI:10.11357/jsam1937.67.124