3種のトスポウイルス簡易検出法

Direc R?PCR法による3種のトスポウイルスの簡易検出法を開発した。トスポウイルス感染葉10mgを1mlのE緩衝液で摩砕し、その粗汁液を100倍に希釈した試料を用い、SWV、IYSV、ISNV検出プライマーセットのプレミックス液を加えてR?PCRすることにより、簡易かつ迅速に主要なトスポウイルスを検出することが可能であった。この方法は従来法と比較して検出操作が簡便であり、検出に要する全操作時間は約4時間であるが、実質の操作時間は約10分に短縮され、また、低コストであった。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center 2003-10 (3), p.7-12
Hauptverfasser: 平野, 泰志, 宇賀, 博之
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:Direc R?PCR法による3種のトスポウイルスの簡易検出法を開発した。トスポウイルス感染葉10mgを1mlのE緩衝液で摩砕し、その粗汁液を100倍に希釈した試料を用い、SWV、IYSV、ISNV検出プライマーセットのプレミックス液を加えてR?PCRすることにより、簡易かつ迅速に主要なトスポウイルスを検出することが可能であった。この方法は従来法と比較して検出操作が簡便であり、検出に要する全操作時間は約4時間であるが、実質の操作時間は約10分に短縮され、また、低コストであった。
ISSN:1346-7778