水稲新品種「レーク65」の育成について

水稲新品種「レーク65」は「ヒノヒカリ」を母、「キヌヒカリ」を父として人工交配を行った後代より育成した。熟期は「コシヒカリ」とほぼ同じで早生の粳種、短稈で中間型の草型を示す。耐倒伏性は強、葉いもち、穂いもちの抵抗性は中、穂発芽性は極難、収量性は「コシヒカリ」および「キヌヒカリ」よりやや優る。玄米の外観品質は良く、高温年でも乳白粒、心白粒の発生が少ない。食味は「コシヒカリ」と同等以上の極良食味品種である。...

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Veröffentlicht in:滋賀県農業総合センター農業試験場研究報告 2005-03 (45), p.1-12
Hauptverfasser: 中川, 淳也, 吉田, 貴宏, 寺本, 薫, 野田, 秀樹, 谷口, 真一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:水稲新品種「レーク65」は「ヒノヒカリ」を母、「キヌヒカリ」を父として人工交配を行った後代より育成した。熟期は「コシヒカリ」とほぼ同じで早生の粳種、短稈で中間型の草型を示す。耐倒伏性は強、葉いもち、穂いもちの抵抗性は中、穂発芽性は極難、収量性は「コシヒカリ」および「キヌヒカリ」よりやや優る。玄米の外観品質は良く、高温年でも乳白粒、心白粒の発生が少ない。食味は「コシヒカリ」と同等以上の極良食味品種である。
ISSN:1347-0035