常歩時におけるウマおよび騎乗者の加速度に及ぼすウマの品種と馬場の影響
シェトランド、木曽馬および木曽馬とフレンチトロッター種との半血馬(半血馬という)を用いて、3種類の馬場(砂馬場、芝、アスファルト)で乗馬した時の騎乗者とウマの加速度を記録した。各実験ともに乗馬は常歩を引き馬で、同じスピードで行った。ウマの加速度において、上下方向の加速度波形の変化は砂馬場で小さく、緩やかで規則的であった。ウマのピーク加速度値は、上、下、前、後、左、右の全ての方向で品種の違いによる有意な差が認められた。ウマのピーク加速度値は、下、前、後方向において馬場の違いによる有意な差が認められ、すべての方向において、砂馬場で最も小さな値となった。騎乗者のピーク加速度値は、右以外の全ての方向で...
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Veröffentlicht in: | 信州大学農学部AFC報告 2005-03 (3), p.17-21 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | シェトランド、木曽馬および木曽馬とフレンチトロッター種との半血馬(半血馬という)を用いて、3種類の馬場(砂馬場、芝、アスファルト)で乗馬した時の騎乗者とウマの加速度を記録した。各実験ともに乗馬は常歩を引き馬で、同じスピードで行った。ウマの加速度において、上下方向の加速度波形の変化は砂馬場で小さく、緩やかで規則的であった。ウマのピーク加速度値は、上、下、前、後、左、右の全ての方向で品種の違いによる有意な差が認められた。ウマのピーク加速度値は、下、前、後方向において馬場の違いによる有意な差が認められ、すべての方向において、砂馬場で最も小さな値となった。騎乗者のピーク加速度値は、右以外の全ての方向で品種による有意な差が認められ、上、下、前、後方向では、木曽馬が最も小さくなった。シェトランドと木曽馬は半血馬に比べてバランスがとりやすく、木曽馬はシェトランドよりも乗馬しやすいと考えられた。 |
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ISSN: | 1348-7892 |