千葉県館山湾におけるアオリイカ狩刺網の漁獲特性

千葉県館山湾におけるアオリイカ狩刺網の操業方法と漁獲物を調査した。操業には内網目合85mm, 外網目合360mmの三枚網が使用された。漁場は水深4~12mのアマモ場であった。操業過程は投網, 駆集, 揚網の3過程に分けられた。2002年と2003年の363回の操業で, アオリイカ1491個体, その他996個体が漁獲された。個体数比の投棄率は17%であった。アオリイカの平均外套背長は28.0±5.8cmであった。外套背長16cm以下の個体は漁獲されなかった。アオリイカの95%は袋状になった内網で漁獲された。...

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Veröffentlicht in:Nippon Suisan Gakkaishi 2004, Vol.70(6), pp.865-871
Hauptverfasser: 秋山, 清二, 貝原, 智志, 有元, 貴文
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:千葉県館山湾におけるアオリイカ狩刺網の操業方法と漁獲物を調査した。操業には内網目合85mm, 外網目合360mmの三枚網が使用された。漁場は水深4~12mのアマモ場であった。操業過程は投網, 駆集, 揚網の3過程に分けられた。2002年と2003年の363回の操業で, アオリイカ1491個体, その他996個体が漁獲された。個体数比の投棄率は17%であった。アオリイカの平均外套背長は28.0±5.8cmであった。外套背長16cm以下の個体は漁獲されなかった。アオリイカの95%は袋状になった内網で漁獲された。
ISSN:0021-5392
1349-998X
DOI:10.2331/suisan.70.865