病院給食を用いたフェノール類の一日摂取量の推定
4-ノニルフェノール(4-NP (Mix))およびビスフェノールA (BPA)をはじめとする内分泌かく乱作用を有すると推定される12種類のフェノール類について,病院給食を試料とし,2年間にわたる実態調査を行った. その結果,4-NP(Mix)が5.0~19.4 ng/g, BPAが0.2~1.1 ng/gの濃度範囲で,高頻度で検出された. また,4-tert-ブチルフェノール,4-n-ペンチルフェノール,4-tert-ペンチルフェノール,4-n-ヘキシルフェノール,4-n-ヘプチルフェノール,4-tert-オクチルフェノールが0.1~2.4 ng/gの濃度範囲で検出された. 推定一日摂取量は4...
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Veröffentlicht in: | Shokuhin eiseigaku zasshi 2004/12/25, Vol.45(6), pp.339-343 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 4-ノニルフェノール(4-NP (Mix))およびビスフェノールA (BPA)をはじめとする内分泌かく乱作用を有すると推定される12種類のフェノール類について,病院給食を試料とし,2年間にわたる実態調査を行った. その結果,4-NP(Mix)が5.0~19.4 ng/g, BPAが0.2~1.1 ng/gの濃度範囲で,高頻度で検出された. また,4-tert-ブチルフェノール,4-n-ペンチルフェノール,4-tert-ペンチルフェノール,4-n-ヘキシルフェノール,4-n-ヘプチルフェノール,4-tert-オクチルフェノールが0.1~2.4 ng/gの濃度範囲で検出された. 推定一日摂取量は4-NP(Mix)が5.8 μg/日,BPAが0.42 μg/日で,その他のフェノール類は1 μg/日以下であった. |
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ISSN: | 0015-6426 1882-1006 |
DOI: | 10.3358/shokueishi.45.339 |