諏訪湖における6価クロム廃液流出事故

1981年10月,長野県において廃液回収車の故障により6価クロムが流出し,河川(小田野川)を通じて諏訪湖に流入する事故が発生した.事故後の関係水域の水質調査ならびに諏訪湖の魚介類調査の結果,6価クロムは,小田野川,諏訪湖流出口で検出され,廃液が流れたと思われる諏訪湖の2地点に棲息するワカサギから総クロムが検出された.そして解析の結果,廃液は諏訪湖の表層を一過性に流れたものと考えられた....

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Veröffentlicht in:長野県衛生公害研究所研究報告 1983-10, Vol.6, p.26-28
Hauptverfasser: 川又, 秀一, 山浦, 由郎, 金子, 修慈, 吉田, 富美雄, 小賀坂, 隆志
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:1981年10月,長野県において廃液回収車の故障により6価クロムが流出し,河川(小田野川)を通じて諏訪湖に流入する事故が発生した.事故後の関係水域の水質調査ならびに諏訪湖の魚介類調査の結果,6価クロムは,小田野川,諏訪湖流出口で検出され,廃液が流れたと思われる諏訪湖の2地点に棲息するワカサギから総クロムが検出された.そして解析の結果,廃液は諏訪湖の表層を一過性に流れたものと考えられた.
ISSN:0387-9070