交通性水頭症に合併した脊髄空洞症の犬の1例
3カ月齢のミニチュアダックスフンドが頸部痛, 旋回運動, 頸部の引っ掻き行動を主訴に来院した. 磁気共鳴断層撮影 (MRI) 装置による中枢神経系の検査で. 重度の水頭症に付随した頸髄の脊髄空洞症を認めた. プレドニゾロンとアセタゾラミドを用いた内科療法を試みたが症状は改善されず, 安楽死を行った. 病理組織学的検査で, 交通性水頭症と頸髄の水脊髄空洞症と診断した. 頸髄疾患のつとして脊髄空洞症を鑑別しなければならないことが示唆された....
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Veröffentlicht in: | Nippon Juishikai zasshi 2004/01/20, Vol.57(1), pp.46-48 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 3カ月齢のミニチュアダックスフンドが頸部痛, 旋回運動, 頸部の引っ掻き行動を主訴に来院した. 磁気共鳴断層撮影 (MRI) 装置による中枢神経系の検査で. 重度の水頭症に付随した頸髄の脊髄空洞症を認めた. プレドニゾロンとアセタゾラミドを用いた内科療法を試みたが症状は改善されず, 安楽死を行った. 病理組織学的検査で, 交通性水頭症と頸髄の水脊髄空洞症と診断した. 頸髄疾患のつとして脊髄空洞症を鑑別しなければならないことが示唆された. |
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ISSN: | 0446-6454 2186-0211 |
DOI: | 10.12935/jvma1951.57.46 |