洪水リスクにおける脆弱性評価の検討

最近の傾向として,災害の危険度を災害の外力と脆弱度の積で評価する方法が一般的である。この脆弱性の実際の評価方法は個別対応で,一般的な方法はない。まず,脆弱性の例や定義を述べた。次に,洪水危険度について,破堤と脆弱性の関係を考察した。まず,破堤が常襲的なメコン川を例に洪水被害の特性を論じ,次に,そのような状態から河川整備が進んだことにより生じた日本国内の脆弱性の変化について。また,費用対便益評価と危険度評価の関連についても言及した。...

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Veröffentlicht in:Nōgyō Doboku Gakkai-Shi 2004/05/01, Vol.72(5), pp.381-384,a1
Hauptverfasser: 丹治, 肇, 吉田, 貢士, 蘭, 嘉宜, 宗村, 広昭
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:最近の傾向として,災害の危険度を災害の外力と脆弱度の積で評価する方法が一般的である。この脆弱性の実際の評価方法は個別対応で,一般的な方法はない。まず,脆弱性の例や定義を述べた。次に,洪水危険度について,破堤と脆弱性の関係を考察した。まず,破堤が常襲的なメコン川を例に洪水被害の特性を論じ,次に,そのような状態から河川整備が進んだことにより生じた日本国内の脆弱性の変化について。また,費用対便益評価と危険度評価の関連についても言及した。
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.72.5_381