春キャベツ用地床大苗の分級の自動化

地床苗が用いられる神奈川県の春キャベツ栽培では、大きさが不揃いの苗を識別し、何段階かに分級する技術開発が求められている。キャベツ苗の性状調査で、苗齢と全長との相関が高いことを明らかにした。開発した平行平板コンデンサ方式の静電容量計測装置で、静電容量の比C/C0と全長との関係は、指数回帰曲線のR2値が0.90?0.93と高く、苗の大きさ識別に利用可能であった。さらに、開発した赤外線方式の苗の大きさ計測装置では、計測された苗最大幅と苗齢との相関が高く、最大幅を検出することにより安定して苗の大きさを検出できた。...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nōgyō Kikai Gakkaishi 2004-01, Vol.66 (1), p.122-126
Hauptverfasser: 重田, 一人, 行本, 修, 建石, 邦夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:地床苗が用いられる神奈川県の春キャベツ栽培では、大きさが不揃いの苗を識別し、何段階かに分級する技術開発が求められている。キャベツ苗の性状調査で、苗齢と全長との相関が高いことを明らかにした。開発した平行平板コンデンサ方式の静電容量計測装置で、静電容量の比C/C0と全長との関係は、指数回帰曲線のR2値が0.90?0.93と高く、苗の大きさ識別に利用可能であった。さらに、開発した赤外線方式の苗の大きさ計測装置では、計測された苗最大幅と苗齢との相関が高く、最大幅を検出することにより安定して苗の大きさを検出できた。
ISSN:0285-2543
DOI:10.11357/jsam1937.66.122