低温処理並びに定植球重がAllium caeruleumの生育・開花に及ぼす影響

A. caeruleumのりん茎を9月から5℃で低温処理を行ったところ,低温処理期間が0および3週間では開花せず,9週間の定温処理区が最も早期に開花し,切り花品質も優れた.栽培夜温15℃では開花は早まるものの,開花率並びに切り花品質が低下した.定植球重が生育・開花に及ぼす影響を検討したところ,0.1~0.2 g球でも一部開花するものの,0.3 g球以上で開花率が100%となり,切り花品質も優れた.また,定植球重が大きいほど掘上球数は増加し,球重増加率は減少した....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Engeigaku kenkyuu 2004, Vol.3(1), pp.75-78
Hauptverfasser: 篠田, 浩一, 村田, 奈芳
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:A. caeruleumのりん茎を9月から5℃で低温処理を行ったところ,低温処理期間が0および3週間では開花せず,9週間の定温処理区が最も早期に開花し,切り花品質も優れた.栽培夜温15℃では開花は早まるものの,開花率並びに切り花品質が低下した.定植球重が生育・開花に及ぼす影響を検討したところ,0.1~0.2 g球でも一部開花するものの,0.3 g球以上で開花率が100%となり,切り花品質も優れた.また,定植球重が大きいほど掘上球数は増加し,球重増加率は減少した.
ISSN:1347-2658
1880-3571
DOI:10.2503/hrj.3.75