マイクロプレートを用いた雄シバヤギ血漿中テストステロンの酵素免疫測定法の検討
Testosterone-3(E)-carboxymethyloxime-BSAを抗原として作成した抗体、ならびに酵素標識ホルモンとしてTestosterone-3(E)-carboxymethyloxime-peroxidaseを使用し、雄シバヤギにおける血漿中テストステロン濃度の酵素免疫測定法(EIA)を検討した。本実験では高い測定感度が得られる二抗体法を用い、作成した抗血清は、350000倍に希釈しても使用可能な高い力価を有していた。血漿に10~100pgのテストステロンを添加した添加回収試験では、回収率が平均102.8±2.8%となった。測定内変動係数(N=6)は雄シバヤギ頸静脈血漿で...
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Veröffentlicht in: | Tokyo Nōgyō Daigaku nōgaku shūhō 2003-06, Vol.48 (1), p.1-5 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | Testosterone-3(E)-carboxymethyloxime-BSAを抗原として作成した抗体、ならびに酵素標識ホルモンとしてTestosterone-3(E)-carboxymethyloxime-peroxidaseを使用し、雄シバヤギにおける血漿中テストステロン濃度の酵素免疫測定法(EIA)を検討した。本実験では高い測定感度が得られる二抗体法を用い、作成した抗血清は、350000倍に希釈しても使用可能な高い力価を有していた。血漿に10~100pgのテストステロンを添加した添加回収試験では、回収率が平均102.8±2.8%となった。測定内変動係数(N=6)は雄シバヤギ頸静脈血漿で5.08%、精策静脈血漿では7.32%、測定間変動係数(N=6)は、頸静脈血漿で5.74%、精策静脈血漿で6.13%であった。以上の結果から、本方法によって雄シバヤギ血漿中テストステロンの測定が可能となった。 |
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ISSN: | 0375-9202 |