台湾の雑種成犬30例の心電図計測値について

小動物用心電計(501XD, FMD, 東京)を用い,臨床および血液検査で異常を認めない台湾の健常飼育犬,雌および雄,計30例(年齢1.3~8.0歳,体重 4.7~19 kg)について,無処置右側臥位保定で,四肢に電極を装着し,双極肢誘導 (I, II, III) ならびに増高単極肢誘導 (aVR, aVL, aVF) を同時記録した。計測された各誘導の各波の振幅,持続時間,間隔等について統計学的処理を行い,それぞれの平均値,標準偏差および百分位数(2.5と97.5位)を求めた。これらの数値は供試した年齢と体重の範囲内にある健常犬の心電図の参考計測値として提示し得るものである。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Dōbutsu no junkanki 2002, Vol.35(2), pp.86-95
Hauptverfasser: 蘇, 〓莉, 戸尾, 祺明彦, 王, 明升, 姜, 延年, 潘, 銘正
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:小動物用心電計(501XD, FMD, 東京)を用い,臨床および血液検査で異常を認めない台湾の健常飼育犬,雌および雄,計30例(年齢1.3~8.0歳,体重 4.7~19 kg)について,無処置右側臥位保定で,四肢に電極を装着し,双極肢誘導 (I, II, III) ならびに増高単極肢誘導 (aVR, aVL, aVF) を同時記録した。計測された各誘導の各波の振幅,持続時間,間隔等について統計学的処理を行い,それぞれの平均値,標準偏差および百分位数(2.5と97.5位)を求めた。これらの数値は供試した年齢と体重の範囲内にある健常犬の心電図の参考計測値として提示し得るものである。
ISSN:0910-6537
1883-5260
DOI:10.11276/jsvc.35.86