運搬車のための積載量計測装置

穀物の収量を収穫作業と同時に計測して、一筆の圃場内での収量変動を調査する研究が行われている。しかしながら、計測誤差も同時に積算してしまうので、正確な収量を求めることが困難である。そこで、別の方法で収穫したモミ収量を計測するために、運搬車に搭載して使用する積載量計測装置の開発を行った。3個のロードセルにより積載したモミの質量を計測し、2個の傾斜センサにより運搬車の姿勢を計測した。実験の結果、開発した積載量計測装置は車両の傾斜が2度以内の場合に±9kg以下の誤差でモミ質量を計測することができた。...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nōgyō Kikai Gakkaishi 2002-05, Vol.64 (3), p.109-114
Hauptverfasser: 下保, 敏和, 飯田, 訓久, 梅田, 幹雄
Format: Artikel
Sprache:eng ; jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:穀物の収量を収穫作業と同時に計測して、一筆の圃場内での収量変動を調査する研究が行われている。しかしながら、計測誤差も同時に積算してしまうので、正確な収量を求めることが困難である。そこで、別の方法で収穫したモミ収量を計測するために、運搬車に搭載して使用する積載量計測装置の開発を行った。3個のロードセルにより積載したモミの質量を計測し、2個の傾斜センサにより運搬車の姿勢を計測した。実験の結果、開発した積載量計測装置は車両の傾斜が2度以内の場合に±9kg以下の誤差でモミ質量を計測することができた。
ISSN:0285-2543
DOI:10.11357/jsam1937.64.3_109