コゼナダイコン(Raphanus sativus cv.Kozenadaikon)とケール(Brassica oleracea)の体細胞雑種の作出

コゼナダイコンとケールの子葉プロトプラストを細胞融合し、形態から雑種と推定されるRO-160を得た。RO-160の染色体数は2n=72であり、RAPD分析の結果、RO-160は細胞融合による体細胞雑種であることが確認された。RO-160の自家受粉を行ったところ、種子稔性は極めて低かったが次世代個体RO-O1~RO-06が得られ、その個体間には形質の差異が見られた。これら次世代個体について自家受粉及び他のアブラナ科野菜との交配を行ったが種子は得られなかった。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:宮城県農業センター研究報告 1998-12 (65), p.1-8
Hauptverfasser: 降幡, 泰永, 鈴木, 誠一, 庄子, 孝一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:コゼナダイコンとケールの子葉プロトプラストを細胞融合し、形態から雑種と推定されるRO-160を得た。RO-160の染色体数は2n=72であり、RAPD分析の結果、RO-160は細胞融合による体細胞雑種であることが確認された。RO-160の自家受粉を行ったところ、種子稔性は極めて低かったが次世代個体RO-O1~RO-06が得られ、その個体間には形質の差異が見られた。これら次世代個体について自家受粉及び他のアブラナ科野菜との交配を行ったが種子は得られなかった。
ISSN:0388-3671