RAPD(Random amplified polymorphic DNAs)分析法によるネピアグラス(Pennisteum purpureum Schumach)の系統分類
ネピアグラス15系統を用いてRAPD分析法により,それらの識別および分類を行った。10塩基の任意配列からなる40種類のRAPDプライマーのうち,19種類のプライマーで再現性の高い132本の増幅断片が得られ,その多型頻度は84.8%であった。これら19種類のプライマーのうち3種類のプライマーで得られた増幅断片により,各系統に特異的な増幅断片が認められ,供試したすべての系統を識別することが可能であった。得られた全増幅断片をもとにクラスター分析を行った結果,供試15系統は6群に分類することができ,RAPD分析法によってネピアグラスの遺伝的特徴を詳細に解析することが可能であるものと示唆された。...
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Veröffentlicht in: | Nippon Sōchi Gakkaishi 2002/04/15, Vol.48(1), pp.37-42 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | ネピアグラス15系統を用いてRAPD分析法により,それらの識別および分類を行った。10塩基の任意配列からなる40種類のRAPDプライマーのうち,19種類のプライマーで再現性の高い132本の増幅断片が得られ,その多型頻度は84.8%であった。これら19種類のプライマーのうち3種類のプライマーで得られた増幅断片により,各系統に特異的な増幅断片が認められ,供試したすべての系統を識別することが可能であった。得られた全増幅断片をもとにクラスター分析を行った結果,供試15系統は6群に分類することができ,RAPD分析法によってネピアグラスの遺伝的特徴を詳細に解析することが可能であるものと示唆された。 |
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ISSN: | 0447-5933 2188-6555 |
DOI: | 10.14941/grass.48.37 |