クランクベイトのリップ形状とタイドアイ位置による潜行運動の変化

クランクベイトルアーのタイドアイの位置と潜行姿勢およびライン張力との関係をリップ形状別に把握するために回流水槽実験を行った。リップの形状, タイドアイの位置を可変設定できるルアーを試作し, 流速40,60,80cm/sにおいてルアーの迎角, ラインにかかる張力およびルアーの振動周波数を測定した。その結果, ルアーの平面図上におけるタイドアイより前方の面積(SF)と全平面投影面積(S)との比CS=SF/Sを指標としてタイドアイの位置を表すと, リップの形状が異なる場合でもCSとルアーの迎角およびライン張力とはそれぞれ一定の関係を示した。また, 各リップ形状においてCS=0.2 0.3で安定した潜...

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Veröffentlicht in:Nippon Suisan Gakkaishi 2001/11/15, Vol.67(6), pp.1072-1081
Hauptverfasser: 臺田, 望, 稲田, 博史, 三木, 智弘, 酒井, 拓宏, 兼廣, 春之
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:クランクベイトルアーのタイドアイの位置と潜行姿勢およびライン張力との関係をリップ形状別に把握するために回流水槽実験を行った。リップの形状, タイドアイの位置を可変設定できるルアーを試作し, 流速40,60,80cm/sにおいてルアーの迎角, ラインにかかる張力およびルアーの振動周波数を測定した。その結果, ルアーの平面図上におけるタイドアイより前方の面積(SF)と全平面投影面積(S)との比CS=SF/Sを指標としてタイドアイの位置を表すと, リップの形状が異なる場合でもCSとルアーの迎角およびライン張力とはそれぞれ一定の関係を示した。また, 各リップ形状においてCS=0.2 0.3で安定した潜行運動が得られた。
ISSN:0021-5392
1349-998X
DOI:10.2331/suisan.67.1072