水路底改修に伴う水生植物群落の遷移

従来の水路改修工法では, 計画上の水理諸元が与えられれば, ほぼ一義的に水理設計を行うことができた。しかし, 近自然工法では, 現場によって微妙に異なる自然生態系を扱うので, 計画どおり目標が達成できるかどうかは, 施工してみないとわからないことが多い。それだけに早急に水理設計のためのデータを収集し, より効果的な工法の開発に資する必要がある。本報では, 水路底を改修するにあたって, コンクリート舗装率を80%に抑えた近自然工法を採用した玄手川について, 水生植物が施工後どのような経過をたどったかを群落構成種と生体量の両面から調査したので報告する。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nōgyō Doboku Gakkai-Shi 2001/09/01, Vol.69(9), pp.971-974,a2
Hauptverfasser: 広瀬, 慎一, 佐藤, 久三, 竹中, 妙子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:従来の水路改修工法では, 計画上の水理諸元が与えられれば, ほぼ一義的に水理設計を行うことができた。しかし, 近自然工法では, 現場によって微妙に異なる自然生態系を扱うので, 計画どおり目標が達成できるかどうかは, 施工してみないとわからないことが多い。それだけに早急に水理設計のためのデータを収集し, より効果的な工法の開発に資する必要がある。本報では, 水路底を改修するにあたって, コンクリート舗装率を80%に抑えた近自然工法を採用した玄手川について, 水生植物が施工後どのような経過をたどったかを群落構成種と生体量の両面から調査したので報告する。
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.69.9_971