超音波測定による去勢肥育牛の枝肉形質の発育様相ならびに脂肪交雑等級の早期予測
黒毛和種去勢肥育牛128頭について超音波測定による枝肉形質推定を行い、肥育期間中の枝肉形質の発育様相ならびに肥育終了後の脂肪交雑等級の早期予測の可能性について検討した。ロース芯面積およびバラ厚は、22カ月齢までほぼ直線的に増加し、それ以降の増加は緩やかなものであった。皮下脂肪は肥育期間中を通じ蓄積する傾向が認められた。脂肪交雑は各格付脂肪交雑等級グループによって増加パターンの異なることが明らかとなり、22カ月齢の超音波脂肪交雑推定値で肥育終了後の脂肪交雑等級を87%の適合率で予測可能であった。...
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Veröffentlicht in: | 鹿児島県肉用牛改良研究所研究報告 2001-03 (6), p.9-14 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 黒毛和種去勢肥育牛128頭について超音波測定による枝肉形質推定を行い、肥育期間中の枝肉形質の発育様相ならびに肥育終了後の脂肪交雑等級の早期予測の可能性について検討した。ロース芯面積およびバラ厚は、22カ月齢までほぼ直線的に増加し、それ以降の増加は緩やかなものであった。皮下脂肪は肥育期間中を通じ蓄積する傾向が認められた。脂肪交雑は各格付脂肪交雑等級グループによって増加パターンの異なることが明らかとなり、22カ月齢の超音波脂肪交雑推定値で肥育終了後の脂肪交雑等級を87%の適合率で予測可能であった。 |
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ISSN: | 1341-9064 |