犬の鼻腔内腫瘍の3例

鼻腔内腫瘍の犬3例に対して外科療法, 常電圧放射線療法, 化学療法による集学的治療を行った。症例1は軟骨肉腫 (T2N0M0) で, 症状空白期間と生存期間はそれぞれ8ヵ月間と21ヵ月間であった。症例2は腺癌 (T3N0M0) で, 症状空白期間は7ヵ月間であった。しかし, 腫瘍の再発とそれの脳内浸潤を認め, 診断後9ヵ月目に死亡した。症例3は未分化癌 (T2N0M0) で, 放射線療法後にバベシア症の重度貧血で死亡した。症状空白期間と生存期間はともに2ヵ月間であった。...

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Veröffentlicht in:Jūi masui gekagaku zasshi 2001/01/31, Vol.32(1), pp.25-30
Hauptverfasser: 大山, 貴史, 長谷川, 貴史, 内田, 和幸, 大橋, 文人, 青木, 美香, 久保, 喜平, 田浦, 保穂, 中市, 統三, 松山, 公大, 坂元, 良武, 玉田, 弘嘉
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:鼻腔内腫瘍の犬3例に対して外科療法, 常電圧放射線療法, 化学療法による集学的治療を行った。症例1は軟骨肉腫 (T2N0M0) で, 症状空白期間と生存期間はそれぞれ8ヵ月間と21ヵ月間であった。症例2は腺癌 (T3N0M0) で, 症状空白期間は7ヵ月間であった。しかし, 腫瘍の再発とそれの脳内浸潤を認め, 診断後9ヵ月目に死亡した。症例3は未分化癌 (T2N0M0) で, 放射線療法後にバベシア症の重度貧血で死亡した。症状空白期間と生存期間はともに2ヵ月間であった。
ISSN:0916-5908
1349-7669
DOI:10.2327/jvas.32.25