GC/MSによる各種食品中のビスフェノールAの分析

各種食品中のビスフェノールAをアセトンで抽出,クリーンアップ後,ヘプタフルオロ酪酸で誘導体化し,GC/MS (SIM)で定量する汎用性のある分析法を確立し,加工食品,生鮮食品など95検体の実態調査を行った.その結果,缶詰,生鮮魚介類,肉類,コンビニ弁当からそれぞれ痕跡量~602 ng/g, 痕跡量~6 ng/g, 痕跡量~2 ng/g及び痕跡量のビスフェノールAが検出された.一方,乳製品,野菜,果実,精白米からは検出されなかった....

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Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 2001/04/25, Vol.42(2), pp.71-78
Hauptverfasser: 今中, 雅章, 佐々木, 久美子, 根本, 了, 植田, 英一, 村上, 恵美子, 宮田, 大典, 外海, 泰秀
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:各種食品中のビスフェノールAをアセトンで抽出,クリーンアップ後,ヘプタフルオロ酪酸で誘導体化し,GC/MS (SIM)で定量する汎用性のある分析法を確立し,加工食品,生鮮食品など95検体の実態調査を行った.その結果,缶詰,生鮮魚介類,肉類,コンビニ弁当からそれぞれ痕跡量~602 ng/g, 痕跡量~6 ng/g, 痕跡量~2 ng/g及び痕跡量のビスフェノールAが検出された.一方,乳製品,野菜,果実,精白米からは検出されなかった.
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.42.71