リップ付きハードルアーのボディ形状と潜行運動

リップ付きハードルアーのボディ形状と潜行運動との関係を解明するために, 楕円形に設定したボディ側面の高さを変化させ, 他の形状要素を一定とした供試ルアーを製作して, 回流水槽とフィールドで実験を行った。その結果, ボディ側面の長短軸比κ=Lh/Lb(ボディの全長 : Lb=65mm, 高さ : Lh)をルアーボディの体高のパラメータとすると, κの増大に伴ってルアーの左右への振れ角が大きくなり潜行深度は浅くなるなどの一定の傾向が認められ, ボディの側面形状によってルアーの潜行中の振動, 深度を制御できることが示唆された。...

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Veröffentlicht in:Nippon Suisan Gakkaishi 2001/01/15, Vol.67(1), pp.49-57
Hauptverfasser: 三木, 智宏, 臺田, 望, 稲田, 博史, 酒井, 拓宏, 兼廣, 春之
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:リップ付きハードルアーのボディ形状と潜行運動との関係を解明するために, 楕円形に設定したボディ側面の高さを変化させ, 他の形状要素を一定とした供試ルアーを製作して, 回流水槽とフィールドで実験を行った。その結果, ボディ側面の長短軸比κ=Lh/Lb(ボディの全長 : Lb=65mm, 高さ : Lh)をルアーボディの体高のパラメータとすると, κの増大に伴ってルアーの左右への振れ角が大きくなり潜行深度は浅くなるなどの一定の傾向が認められ, ボディの側面形状によってルアーの潜行中の振動, 深度を制御できることが示唆された。
ISSN:0021-5392
1349-998X
DOI:10.2331/suisan.67.49