ミトコンドリア・シトクローム b 遺伝子によるマサバおよびゴマサバの種判別とホルマリン固定浮遊卵同定への応用

マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を成魚の筋肉から調製した全DNAを鋳型にPCRで増幅し, その塩基配列を決定した。1,140塩基のうち16塩基に種間変異がみられた。マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を種特異的に2断片に消化する制限酵素として, それぞれMvaIおよびMboIを検索した。さらに, この消化パターンを指標に用いて, 形態による手法では困難なサバ属浮遊卵の種判別を可能にした。...

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Veröffentlicht in:Nippon Suisan Gakkaishi 2001/01/15, Vol.67(1), pp.17-22
Hauptverfasser: 瀬崎, 啓次郎, 久保島, 康子, 三谷, 勇, 福井, 篤, 渡部, 終五
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を成魚の筋肉から調製した全DNAを鋳型にPCRで増幅し, その塩基配列を決定した。1,140塩基のうち16塩基に種間変異がみられた。マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を種特異的に2断片に消化する制限酵素として, それぞれMvaIおよびMboIを検索した。さらに, この消化パターンを指標に用いて, 形態による手法では困難なサバ属浮遊卵の種判別を可能にした。
ISSN:0021-5392
1349-998X
DOI:10.2331/suisan.67.17