低水温期のエゾバフンウニ Strongylocentrotus intermedius 疾病原因菌 Vibrio sp. の季節的消長並びにその防除法

伊達市温水養殖センターにおいて低水温期のウニ病害原因菌Vibrio sp.の季節的消長を調べた。本菌は通年センター内外の水系に存在し, ウニ個体が選別作業過程で傷ついたり, 衰弱することにより本菌の攻撃を受け, 選別作業後に発症するものと推察された。発症を防止するには, 選別作業前後の一定期間二酸化塩素処理(5×(10)2ppm, 30min)を行うか, 紫外線殺菌処理(2 3×(10)3μW・sec/(cm)2)海水による飼育が有効な方法と考えられた。...

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Veröffentlicht in:Nippon Suisan Gakkaishi 2000/09/15, Vol.66(5), pp.799-804
Hauptverfasser: 田島, 研一, 竹内, 賢二郎, 高畑, 美紀, 長谷川, 学, 渡邊, 聡子, イクバル, モハメド・マハブブ, 絵面, 良男
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:伊達市温水養殖センターにおいて低水温期のウニ病害原因菌Vibrio sp.の季節的消長を調べた。本菌は通年センター内外の水系に存在し, ウニ個体が選別作業過程で傷ついたり, 衰弱することにより本菌の攻撃を受け, 選別作業後に発症するものと推察された。発症を防止するには, 選別作業前後の一定期間二酸化塩素処理(5×(10)2ppm, 30min)を行うか, 紫外線殺菌処理(2 3×(10)3μW・sec/(cm)2)海水による飼育が有効な方法と考えられた。
ISSN:0021-5392
1349-998X
DOI:10.2331/suisan.66.799