感染実験動物でのトリクラベンダゾールによる肝蛭成虫駆虫試験

ラット12頭, 兎10頭, 山羊7頭, 牛3頭に肝蛭メタセルカリアを経口投与し, 虫齢56~133日に, トリクラベンダゾール (TCB) を1回経口投与してビーズ法で糞便1g中の虫卵数 (EPG) の推移を調べ, 投薬後5~63日に剖検し肝蛭寄生状況と残存虫卵数を調べた. ラット, 兎および山羊ではTCB5mg/kg以上の投与例, 牛では6mg/kg投与の2頭で完全な駆虫効果を認め, 虫体は検出されなかった....

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Veröffentlicht in:Nippon Juishikai zasshi 1999/01/20, Vol.52(1), pp.15-18
Hauptverfasser: 佐藤, 裕一, 草野, 健一
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:ラット12頭, 兎10頭, 山羊7頭, 牛3頭に肝蛭メタセルカリアを経口投与し, 虫齢56~133日に, トリクラベンダゾール (TCB) を1回経口投与してビーズ法で糞便1g中の虫卵数 (EPG) の推移を調べ, 投薬後5~63日に剖検し肝蛭寄生状況と残存虫卵数を調べた. ラット, 兎および山羊ではTCB5mg/kg以上の投与例, 牛では6mg/kg投与の2頭で完全な駆虫効果を認め, 虫体は検出されなかった.
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.52.15