液体クロマトグラフィー/大気圧化学イオン化-質量分析法による食品中のアスパルテーム及びジケトピペラジンの分析

液体クロマトグラフィー/大気圧化学イオン化-質量分析法 (LC/APCI-MS) を用い, チョコレート, しょう油及び味噌中のアスパルテーム (APM) 及びこれまでLC法で分析できなかったジケトピペラジン (DKP) の選択イオンモニタリングによる分析法を検討した. APM及びDKPは水抽出してpH調整後固相抽出 (C-18) を行い, 内標準物質 (O-ヒドロキシベンズアミド) とともにLC/MSで分析した. 分析カラムとして Inertsil C-4 (150mm×4.6mm i. d.), 移動相には20%メタノール含有ギ酸アンモニウム緩衝液 (0.5mol/L, pH 4.0) を...

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Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 1999/02/05, Vol.40(1), pp.62-67_1
Hauptverfasser: 萩原, 輝彦, 安野, 哲子, 鈴木, 助治, 斎藤, 和夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:液体クロマトグラフィー/大気圧化学イオン化-質量分析法 (LC/APCI-MS) を用い, チョコレート, しょう油及び味噌中のアスパルテーム (APM) 及びこれまでLC法で分析できなかったジケトピペラジン (DKP) の選択イオンモニタリングによる分析法を検討した. APM及びDKPは水抽出してpH調整後固相抽出 (C-18) を行い, 内標準物質 (O-ヒドロキシベンズアミド) とともにLC/MSで分析した. 分析カラムとして Inertsil C-4 (150mm×4.6mm i. d.), 移動相には20%メタノール含有ギ酸アンモニウム緩衝液 (0.5mol/L, pH 4.0) を使用した. 食品中に40μg/gずつ添加した時の回収率はAPMで57~83%, DKPでは69~101%であり, 定量下限はそれぞれ5μg/gであった.
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.40.62