近世における水路トンネルの保全と活用

この数年来江戸時代の水路トンネルについて, 比較的資料の多い90余の事例を全国的に収集し, また主要なものは現地調査を行い, 技術史の視点から分析検討している。 ここでは以下に示す6事例を中心に, 完成初期の工事概要・その後の改修保全の経過・計画を含めた現在の整備活用状態について報告する。また, 関連して全体の技術的傾向についても述べようとするものである。 (1) 長野県五郎兵衛用水 (1626-30)(2) 石川県市の瀬用水 (1625-65) (3) 大分県広瀬井手 (1751-1873) (4) 岐阜県鱒淵用水 (1827-30) (5) 滋賀県西野用水 (1840-45) (6) 青森...

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Veröffentlicht in:Nōgyō Doboku Gakkai-Shi 1997/11/01, Vol.65(11), pp.1081-1087,a1
Hauptverfasser: 村上, 康蔵, 今井, 敏行
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:この数年来江戸時代の水路トンネルについて, 比較的資料の多い90余の事例を全国的に収集し, また主要なものは現地調査を行い, 技術史の視点から分析検討している。 ここでは以下に示す6事例を中心に, 完成初期の工事概要・その後の改修保全の経過・計画を含めた現在の整備活用状態について報告する。また, 関連して全体の技術的傾向についても述べようとするものである。 (1) 長野県五郎兵衛用水 (1626-30)(2) 石川県市の瀬用水 (1625-65) (3) 大分県広瀬井手 (1751-1873) (4) 岐阜県鱒淵用水 (1827-30) (5) 滋賀県西野用水 (1840-45) (6) 青森県稲生川 (1855-59)
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.65.11_1081