GC及びGC/MSによるチューインガム中のBHA, BHT及びTBHQの分析法

チューインガム中のブチルヒドロキシアニソール (BHA), ジブチルヒドロキシトルエン (BHT), ターシャリーブチルヒドロキノン (TBHQ) について, GC及びGC/MSによる一斉分析法を検討した. 酸化防止剤をアセトニトリルで抽出し, 溶媒留去後, 酢酸エチルに溶解し試験溶液とした. 抽出操作が簡易で, ガムベースの試験溶液への移行も抑制できた. 試料中の濃度として100ppmを添加したとき, 回収率はBHA, BHTで80%以上, TBHQで70%以上であった. また本法による試料当たりの検出限界はGCで1ppm, GC/MSで0.1ppmであった....

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Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 1997/04/05, Vol.38(2), pp.78-84_1
Hauptverfasser: 大田, 光恵, 成田, 美加子, 三好, 智子, 糸山, 智子, 木村, 実加, 小林, 美穂, 越智, 礼子, 関口, 幸弘, 鯉口, 智, 平原, 嘉親, 長谷川, 眞住, 宮田, 昌弘, 鎌倉, 和政, 前田, 憲二, 乙益, 道隆, 石綿, 肇
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:チューインガム中のブチルヒドロキシアニソール (BHA), ジブチルヒドロキシトルエン (BHT), ターシャリーブチルヒドロキノン (TBHQ) について, GC及びGC/MSによる一斉分析法を検討した. 酸化防止剤をアセトニトリルで抽出し, 溶媒留去後, 酢酸エチルに溶解し試験溶液とした. 抽出操作が簡易で, ガムベースの試験溶液への移行も抑制できた. 試料中の濃度として100ppmを添加したとき, 回収率はBHA, BHTで80%以上, TBHQで70%以上であった. また本法による試料当たりの検出限界はGCで1ppm, GC/MSで0.1ppmであった.
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.38.78