HPLCによるポリエチレン中の酸化防止剤及び紫外線吸収剤の一斉分析法

ポリエチレン製品中に残存する酸化防止剤18種類及び紫外線吸収剤10種類のHPLCによる簡便な一斉分析法を開発した. 浸漬及び超音波による抽出法を検討し, シクロヘキサン-2-プロパノール混液 (1:1) を用い, 370℃で一晩浸漬により抽出することとした. また抽出液を濃縮後, 温MeCNに溶解することによりオリゴマーを除去した. HPLCは逆相カラムを用いてMeCN-水混液でグラジエント溶出し, UV225nmで検出した. 回収率は20μg/g添加で86.8~127.0%, 100μg/g添加で70.4~93.6%, 定量限界は2.0~10.0μg/gであった....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 1996/10/05, Vol.37(5), pp.272-280_1
Hauptverfasser: 河村, 葉子, 三浦, 麻記子, 杉田, たき子, 山田, 隆, 武田, 明治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:ポリエチレン製品中に残存する酸化防止剤18種類及び紫外線吸収剤10種類のHPLCによる簡便な一斉分析法を開発した. 浸漬及び超音波による抽出法を検討し, シクロヘキサン-2-プロパノール混液 (1:1) を用い, 370℃で一晩浸漬により抽出することとした. また抽出液を濃縮後, 温MeCNに溶解することによりオリゴマーを除去した. HPLCは逆相カラムを用いてMeCN-水混液でグラジエント溶出し, UV225nmで検出した. 回収率は20μg/g添加で86.8~127.0%, 100μg/g添加で70.4~93.6%, 定量限界は2.0~10.0μg/gであった.
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.37.5_272