高速液体クロマトグラフィーによる農産物中のジチオカーバメイト系農薬の迅速分析法

農産物中のジチオカーバメイト系農薬のHPLCによる迅速分析法について検討した. アルカリ性システイン-EDTA混液で抽出し, イオンペアー剤を加えpH調整後, 多孔性ケイソウ土抽出カラムで液-液抽出及びメチル化を行った. 測定はODSカラムと移動相にアセトニトリル-水 (4:6) を用い, UV検出器 (測定波長: 272nm) により行った. ジチオカーバメイト系農薬8種を各種農産物に1ppmの濃度で添加して得られた回収率は70%以上であった. また定量限界は, 各農薬とも0.05ppmであった....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 1995/04/05, Vol.36(2), pp.244-251_1
Hauptverfasser: 木船, 信行, 東阪, 典子, 中村, 宗知, 前川, 吉明
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:農産物中のジチオカーバメイト系農薬のHPLCによる迅速分析法について検討した. アルカリ性システイン-EDTA混液で抽出し, イオンペアー剤を加えpH調整後, 多孔性ケイソウ土抽出カラムで液-液抽出及びメチル化を行った. 測定はODSカラムと移動相にアセトニトリル-水 (4:6) を用い, UV検出器 (測定波長: 272nm) により行った. ジチオカーバメイト系農薬8種を各種農産物に1ppmの濃度で添加して得られた回収率は70%以上であった. また定量限界は, 各農薬とも0.05ppmであった.
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.36.244