営繭中の繭層含水率と繭解じょ率

繭解じょについて営繭中の繭層含水率の面から以下のように検討した。家蚕の熟蚕を25℃に制御された風速60cm/secの室内で営繭させた。営繭中の繭層含水率を変えるため営繭室内の相対湿度を変えた場合およびその室内に紙製の穴開き箱を置きその中で営繭させた場合等の繭について繭層含水率と解じょ率の検討を行なった。その結果, 繭解じょ率は営繭時の繭層含水率に明確に依存し, 繭解じよ率が70%程度以上の繭を得るためには営繭時の繭層含水率は20%程度以下にすべきであること等が分かった。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nihon sanshigaku zasshi 1994/06/27, Vol.63(3), pp.229-234
Hauptverfasser: 赤羽, 恒子, 坪内, 紘三
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:繭解じょについて営繭中の繭層含水率の面から以下のように検討した。家蚕の熟蚕を25℃に制御された風速60cm/secの室内で営繭させた。営繭中の繭層含水率を変えるため営繭室内の相対湿度を変えた場合およびその室内に紙製の穴開き箱を置きその中で営繭させた場合等の繭について繭層含水率と解じょ率の検討を行なった。その結果, 繭解じょ率は営繭時の繭層含水率に明確に依存し, 繭解じよ率が70%程度以上の繭を得るためには営繭時の繭層含水率は20%程度以下にすべきであること等が分かった。
ISSN:0037-2455
1884-796X
DOI:10.11416/kontyushigen1930.63.229