ココヤシの胚培養

ココヤシの胚培養で, 十分に発達した根系をもつ幼植物体を得るための培養条件を検討した.分離胚から出現した主根を部分切断することにより, 不定根の形成が促進された.更に, 主根を部分切断した幼植物体を13, 000ルックスで培養を続けたとき, 多数の不定根が発根した.培地と光条件を変えた一連の培養過程を経由することにより, 根と葉条が均整のとれた幼植物体を再現性高く得ることができた.その結果, 胚由来の培養苗を馴化して, 土壌へ移植することが可能となった....

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Veröffentlicht in:Nettai nōgyō 1994/03/01, Vol.38(1), pp.47-50
Hauptverfasser: 杉村, 順夫, セニーサ, ミルナ, 上田, 紳太
Format: Artikel
Sprache:eng ; jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:ココヤシの胚培養で, 十分に発達した根系をもつ幼植物体を得るための培養条件を検討した.分離胚から出現した主根を部分切断することにより, 不定根の形成が促進された.更に, 主根を部分切断した幼植物体を13, 000ルックスで培養を続けたとき, 多数の不定根が発根した.培地と光条件を変えた一連の培養過程を経由することにより, 根と葉条が均整のとれた幼植物体を再現性高く得ることができた.その結果, 胚由来の培養苗を馴化して, 土壌へ移植することが可能となった.
ISSN:0021-5260
2185-0259
DOI:10.11248/jsta1957.38.47