1993年産品評会入賞茶の化学成分
1993年品評会入賞茶と1991年全品入賞茶の化学成分含有量を比較した結果, 1.全窒素含有量には大きな差は見られなかったが,全遊離アミノ酸含有量は1993年産茶が全般に少なかった。 2.カフェイン,タンニン,NDFは1993年産茶の方がやや多い傾向が見られた。 3.個別アミノ酸の含有量では,グルタミン酸,テアニン,アルギニンといった茶の呈味や品質との関わりが大きいとされているアミノ酸の含有量が1993年産茶で少なかった。 この原因の一つとして,1992年秋からの乾燥と,1993年3,4月の低温といった気候の影響が考えられる。...
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Veröffentlicht in: | Chagyō kenkyū hōkoku 1994/08/15, Vol.1994(79), pp.19-24 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 1993年品評会入賞茶と1991年全品入賞茶の化学成分含有量を比較した結果, 1.全窒素含有量には大きな差は見られなかったが,全遊離アミノ酸含有量は1993年産茶が全般に少なかった。 2.カフェイン,タンニン,NDFは1993年産茶の方がやや多い傾向が見られた。 3.個別アミノ酸の含有量では,グルタミン酸,テアニン,アルギニンといった茶の呈味や品質との関わりが大きいとされているアミノ酸の含有量が1993年産茶で少なかった。 この原因の一つとして,1992年秋からの乾燥と,1993年3,4月の低温といった気候の影響が考えられる。 |
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ISSN: | 0366-6190 1883-941X |
DOI: | 10.5979/cha.1994.19 |