パイプライン非定常流の剛性モデル・接続行列法における状態変数の決定法

パイプラインでの緩やかな過渡的流れの解析法である剛性モデル理論・接続解析は集中定数モデルであり, 状態空間で制御理論を応用したパイプラインシステム解析に大きな可能性を有する。しかし, 状態空間法を適用するには, 常微分方程式系はシステムの動的挙動を記述できる最小個の変数(状態変数)でなければならない。本論文では, 接続解析における状態変数, 状態方程式の一般的な誘導理論を展開し, 樹枝状, 管網システムに対しても, 接続行列に基づいてコンピュータで自動的に状態変数, 状態方程式を決定する方法を与えた。...

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Veröffentlicht in:Nōgyō Doboku Gakkai ronbunshū 1991/12/25, Vol.1991(156), pp.17-22,a1
1. Verfasser: 島田, 正志
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:パイプラインでの緩やかな過渡的流れの解析法である剛性モデル理論・接続解析は集中定数モデルであり, 状態空間で制御理論を応用したパイプラインシステム解析に大きな可能性を有する。しかし, 状態空間法を適用するには, 常微分方程式系はシステムの動的挙動を記述できる最小個の変数(状態変数)でなければならない。本論文では, 接続解析における状態変数, 状態方程式の一般的な誘導理論を展開し, 樹枝状, 管網システムに対しても, 接続行列に基づいてコンピュータで自動的に状態変数, 状態方程式を決定する方法を与えた。
ISSN:0387-2335
1884-7234
DOI:10.11408/jsidre1965.1991.156_17