カマンベールチーズ製造時に殺菌乳又は加塩槽水をリステリア菌で人為的に汚染させた場合の中間製品及び製品中における本菌の消長

カマンベールチーズ製造時に殺菌乳と加塩用18%食塩水をそれぞれ1.6×104/ml, 1.5×106/mlのリステリア菌 (L菌) で人為的に汚染させた場合, 中間製品中のL菌数はいずれも熟成期間の中期にいったん減少した後比較的急速に増加し末期には汚染直後とほぼ同程度に達した. 5゜に保存した製品中ではL菌はゆるやかに増加し, 製造50日目で殺菌乳汚染の場合は1.7×105/g, 加塩用食塩水汚染の場合は1.5×108/gとなった. L菌は18%食塩水中で21日以上生残した....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 1991/12/05, Vol.32(6), pp.498-503_1
Hauptverfasser: 松崎, 静枝, 片山, 淳, 岡田, 雅裕, 遠藤, 隆二, 田中, 一成, 関屋, 建三, 柴田, 寛二
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:カマンベールチーズ製造時に殺菌乳と加塩用18%食塩水をそれぞれ1.6×104/ml, 1.5×106/mlのリステリア菌 (L菌) で人為的に汚染させた場合, 中間製品中のL菌数はいずれも熟成期間の中期にいったん減少した後比較的急速に増加し末期には汚染直後とほぼ同程度に達した. 5゜に保存した製品中ではL菌はゆるやかに増加し, 製造50日目で殺菌乳汚染の場合は1.7×105/g, 加塩用食塩水汚染の場合は1.5×108/gとなった. L菌は18%食塩水中で21日以上生残した.
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.32.498