2,3-ジメチル-5-(2,5-ニ置換フェニルアミノカルボニル)-6-ピラジンカルボン酸のエステル, アミド, N-アルキルアミドおよびN,N-ジアルキルアミドの合成とその植物毒性について
ジアミノマレオニトリルから出発して, 2,5-ジメチルフェニル基 (I), 2,5-ジクロロフェニル基 (II) をもつ標題のカルボン酸を経て, 14種のエステルと2種のアミドを合成し, 発芽試験を行ない植物毒性を調べたところ毒性を示さなかった. 上記2種のカルボン酸と2,5-ジメトキシフェニル基 (III) をもつカルボン酸から17種類のN-アルキルアミドを合成し, 同毒性を調べたところ, Iをもつカルボン酸のN-プロピル (n, iso), N-ブチル (n, iso, sec), N-アミル (iso) アミドが若干の植物毒性を示した. これらのN-アルキルアミドは除草試験でも水田雑草に...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | Journal of Pesticide Science 1992/11/20, Vol.17(4), pp.261-265 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | ジアミノマレオニトリルから出発して, 2,5-ジメチルフェニル基 (I), 2,5-ジクロロフェニル基 (II) をもつ標題のカルボン酸を経て, 14種のエステルと2種のアミドを合成し, 発芽試験を行ない植物毒性を調べたところ毒性を示さなかった. 上記2種のカルボン酸と2,5-ジメトキシフェニル基 (III) をもつカルボン酸から17種類のN-アルキルアミドを合成し, 同毒性を調べたところ, Iをもつカルボン酸のN-プロピル (n, iso), N-ブチル (n, iso, sec), N-アミル (iso) アミドが若干の植物毒性を示した. これらのN-アルキルアミドは除草試験でも水田雑草に対して若干の除草活性を示した. Iの5種のN,N-ジアルキルアミドは植物毒性を示さなかった. |
---|---|
ISSN: | 1348-589X 0385-1559 1349-0923 |
DOI: | 10.1584/jpestics.17.4_261 |