魚介類に含まれる有機塩素系農薬及びPCBの残留実態

1976年から87年までに大阪府内一般市場から採取した魚介類135検体中の残留農薬及びPCBを分析した. PCBについては暫定的規制値を超える検体はなかった. DDTとHCHに関しては, イトヨリ, エビ, カレイ, サンマなどは低値を示したが, 高濃度のサワラを見出し, 当該汚染物の摂取量に本魚種が大きく寄与する可能性のあることを明らかにした (サワラの総DDT=ND~780ppb;総HCH=ND~190ppb/n=14検体)....

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Veröffentlicht in:Shokuhin eiseigaku zasshi 1989/10/05, Vol.30(5), pp.359-366_1
Hauptverfasser: 桑原, 克義, 松本, 比佐志, 村上, 保行, 西宗, 高弘, 末木, 賢二, 田中, 凉一, 樫本, 隆
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:1976年から87年までに大阪府内一般市場から採取した魚介類135検体中の残留農薬及びPCBを分析した. PCBについては暫定的規制値を超える検体はなかった. DDTとHCHに関しては, イトヨリ, エビ, カレイ, サンマなどは低値を示したが, 高濃度のサワラを見出し, 当該汚染物の摂取量に本魚種が大きく寄与する可能性のあることを明らかにした (サワラの総DDT=ND~780ppb;総HCH=ND~190ppb/n=14検体).
ISSN:0015-6426
1882-1006
DOI:10.3358/shokueishi.30.359