水理実験における計測制御の自動化

パソコンが, ひところの大型計算機に匹敵するような能力をもち, かつ個人使用が可能なまでに一般化してきた。パソコンと各種計測機器とを結ぶインターフェイスボードも汎用化しており, Basic言語やC言語で簡単に制御することが可能になってきた。このような背景のもとに, 水理実験において, 上述の手段を利用して, 所定の流量の自動発生, 任意のハイドログラフを発生させる手順を作り出した。さらにこれを発展させて, 大水槽における水位制御を行う手順を完成させた。また, 実験水路内で非定常な流況を繰返し再現させることができるように, パソコンによるゲート制御の手法を開発した。これらによって水理実験を省力化...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nōgyō Doboku Gakkai-Shi 1992/05/01, Vol.60(5), pp.403-408,a1
Hauptverfasser: 鳥井, 清司, 奥村, 博司, 加納, 敬, 田中, 雅史
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:パソコンが, ひところの大型計算機に匹敵するような能力をもち, かつ個人使用が可能なまでに一般化してきた。パソコンと各種計測機器とを結ぶインターフェイスボードも汎用化しており, Basic言語やC言語で簡単に制御することが可能になってきた。このような背景のもとに, 水理実験において, 上述の手段を利用して, 所定の流量の自動発生, 任意のハイドログラフを発生させる手順を作り出した。さらにこれを発展させて, 大水槽における水位制御を行う手順を完成させた。また, 実験水路内で非定常な流況を繰返し再現させることができるように, パソコンによるゲート制御の手法を開発した。これらによって水理実験を省力化する見通しをつけることができた。
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.60.5_403