各種鳥類ウイルスによるニワトリ補体の活性化 (短報)

各種鳥類ウイルス感染細胞による抗体非依存性のニワトリ補体の活性化能を検討した. その結果, 伝染性喉頭気管炎ウイルスNS-175株, マレック病ウイルスGA株, 鶏痘ウイルス・ワクチン#946株, ニワトリ白血病ウイルスRAV-2, 細網内皮症ウイルスT株, ニューカッスル病ウイルス・ワクチンB1株およびTCND株, 伝染性気管支炎ウイルスKH株, レオウイルス内田株で第2経路を介した補体活性化がみいだされ, その中, あるものでは補体による非特異的ウイルス中和もみられた. 一方, シチメンチョウヘルペスウイルスFC-126株, 鶏痘ウイルス西ヶ原株, トリアデノウイルス大手株, ニワトり白血...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Japanese journal of veterinary science 1988/10/15, Vol.50(5), pp.1099-1102
Hauptverfasser: 大田, 博昭, 小峯, 健一, 石島, 洋一, 吉川, 泰弘, 小林, 雄一, 池森, 豊, 岡田, 秀親, 山内, 一也
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:各種鳥類ウイルス感染細胞による抗体非依存性のニワトリ補体の活性化能を検討した. その結果, 伝染性喉頭気管炎ウイルスNS-175株, マレック病ウイルスGA株, 鶏痘ウイルス・ワクチン#946株, ニワトリ白血病ウイルスRAV-2, 細網内皮症ウイルスT株, ニューカッスル病ウイルス・ワクチンB1株およびTCND株, 伝染性気管支炎ウイルスKH株, レオウイルス内田株で第2経路を介した補体活性化がみいだされ, その中, あるものでは補体による非特異的ウイルス中和もみられた. 一方, シチメンチョウヘルペスウイルスFC-126株, 鶏痘ウイルス西ヶ原株, トリアデノウイルス大手株, ニワトり白血病ウイルスRAV-1, ニューカッスル病ウイルス佐藤株, 伝染性ファブリシウス嚢病ウイルスJ1およびLKT株では補体活性化はみられなかった.
ISSN:0021-5295
1881-1442
DOI:10.1292/jvms1939.50.1099