ウサギ卵管へのウシ配偶子移植後の卵分割について

ウシの体外成熟培養卵子と前培養精子(カフェイン10mM,イオノホア0.1μMを含む修正PBS溶液で4時間)を偽妊娠家兎の卵管内に同時に移植し,48時間後の分割率を調ぺた。1404個の成熟培養卵子を50本の家兎卵管に移植し,800個の卵を回収した(回収率,57.0%)。回収卵の2~8細胞期への分割率は4.6%(37/800)であった。同一実験であっても,使用家兎間での分割率に変動(最大で0~36.4%)を認めた。...

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Veröffentlicht in:Kachiku hanshokugaku zasshi (Tōkyō. 1977) 1987, Vol.33(4), pp.209-211
Hauptverfasser: 青柳, 敬人, 藤井, 勝巳, 岩住, 安晃, 和地, 秀一, 福井, 豊, 小野, 斎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ウシの体外成熟培養卵子と前培養精子(カフェイン10mM,イオノホア0.1μMを含む修正PBS溶液で4時間)を偽妊娠家兎の卵管内に同時に移植し,48時間後の分割率を調ぺた。1404個の成熟培養卵子を50本の家兎卵管に移植し,800個の卵を回収した(回収率,57.0%)。回収卵の2~8細胞期への分割率は4.6%(37/800)であった。同一実験であっても,使用家兎間での分割率に変動(最大で0~36.4%)を認めた。
ISSN:0385-9932
DOI:10.1262/jrd1977.33.209