ラットのガラクトース白内障の病理学的観察

ガラクトース添加飼料(ガラクトース50%含有普通粉末飼料)で飼育したラットの水晶体病変の推移を162日間にわたって病理学的に観察した。水晶体の混濁は水晶体線維の変性および破壊に対応し, 引き続いて水晶体線維の再生が出現した。退行性変化としては多層上皮細胞の一層化, 非薄化お上び部分的消失, ならびに再生性変化としては核帯線維の水晶体後面浅層皮質および水晶体前面浅層皮質への増殖がみられた。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Japanese journal of veterinary science 1988/06/15, Vol.50(3), pp.659-664
Hauptverfasser: 和田, 功, 福島, 登美子, 湊, 良雄, 今泉, 和則, 武下, 政一, 岡庭, 梓
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ガラクトース添加飼料(ガラクトース50%含有普通粉末飼料)で飼育したラットの水晶体病変の推移を162日間にわたって病理学的に観察した。水晶体の混濁は水晶体線維の変性および破壊に対応し, 引き続いて水晶体線維の再生が出現した。退行性変化としては多層上皮細胞の一層化, 非薄化お上び部分的消失, ならびに再生性変化としては核帯線維の水晶体後面浅層皮質および水晶体前面浅層皮質への増殖がみられた。
ISSN:0021-5295
1881-1442
DOI:10.1292/jvms1939.50.659